旅館専門覆面調査(ミステリーショッパー)宿スパイ
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調査員のコラム&お知らせ
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調査員のコラム&お知らせ 旅館専門覆面調査(ミステリーショッパー)宿スパイ

 

よく、お会いする大企業の社長さんや、従業員を大勢抱えておられる中小企業の社長さんが、「WEB サイトからはお客さんを取り入れようとは思っていないから、あまり力を入れていないんだよ。」といって数年前に制作したまま放置している方が結構多いです。特に予約フォームを付ける訳でもなく、簡素なまま現在に至ってると言う旅館様も多いはず。

しかし、WEB サイトはお客様に見てもらう為だけの物ではありません。
タイトル通り、社員にも見せるという事が重要です。

社員というのは自社のサイトを少なからずともたまに見ます。
仲居さんが多い旅館や、社員がたくさんいる旅館などは、なかなか役員の思いが伝わらなかったりしますので、理念だとか、方針だとか、ビジョンを明確にしたWEB サイトにしておけば、お客様だけではなく、自社の社員に対してのアピールにもなる訳です。

社員としても、一昔前のサイトを運営している会社に勤めていると、人に紹介しにくいですからね。

必ずしも、お客さんがWEBサイトを閲覧する訳ではなく、自社の社員にも見られるんだという意識で、リニューアルなり制作を行うべきです。

みなさんのWEBサイトには理念、方針、ビジョンなどをきちんと掲載されていますか?

先日調査した旅館でもそうでしたが、 WEB サイトでより良く見せようとしてグレードの高い部屋をアピールし、スタンダードな部屋を掲載しないサイトを見かけます。温泉も同じく、広く見せているが実際は狭い温泉だった、という事も多々あります。

こういう旅館は WEB サイトでハードルを上げている為、お客様は必ずガッカリします。
そして、当然の事ながら二度と、その旅館を選ぶ事はありません。


素直に「古さ」や「狭さ」などのマイナス面もさらけ出した上で、強みをアピールする事が、しっかりと顧客の心を掴む秘訣かもしれません。



例えば、浴場が狭い場合、写真では広く見せようとしたり、狭さを隠そうとしますが、あえて、「狭いですが、泉質は最高です。」の様に、隠さない方が WEB とのイメージのギャップも少なく、長い目で見たときにプラスになります。

全てを見せてあげるという事がホスピタリティです。
ですから、綺麗で見た目だけにこだわったサイトよりも、手作り感たっぷりだけれど、全てを正直にさらけ出しているサイトの方が、実際に宿泊されるお客様にとっては、好印象になります。


そこらへんの高級布団を売りつけている人は、固定客を持とうとは思っていません。持久戦ではなく、短期的に売りさばくという息の短い事を行っているだけです。

それと同じく、うわべだけを良く見せ一時的なお客様を確保したとしても、固定客は掴めないという事です。


長く、息の長い旅館はそういう配慮が感じられます。
期待はずれというのが旅では一番辛いですからね。

自社の強みを存分に引き出し、期待を裏切らないサイト制作と、サービスを心がけましょう。

期待を裏切らないのも一つの思いやりです。

 ホスピタリティというのは何も接客上だけの話だけではありません。 WEB サイトにもホスピタリティが表れます。なので、おもてなしは WEB サイトの時点で始まっていると言っても過言ではありません。

flash の動きで重たいサイトや、デザインを重視し使いにくいサイトなど、旅館の WEB サイトには往々にしてこの傾向が見られます。

閲覧者の事を考えた上で制作するのであれば、軽くて、ナビゲーションが分かりやすく、見やすいコントラストのサイトがベストでしょう。

サイトを制作するのは制作会社ですから、旅館のホスピタリティとは違うのですが、閲覧者にとっては旅館のホスピタリティー精神が表れていると思ってしまいます。だから、 WEB 制作会社に任せっきりではいけません。きちんと旅館としてのホスピタリティを盛り込む必要があります。

WEB サイトを公開するという行為自体は、検索をした人へ知らせてあげるという意味で立派なホスピタリティです。

しかし、その WEB サイトが、制作会社や旅館の自己満足ではいけないのです。


格付けをするなら
× 綺麗だが見にくいサイト。
△ あまり綺麗ではないが情報が整理されており、見やすいサイト。
○ 綺麗で整理されており見やすいサイト。
でしょうか。


一度、お客様の立場になって、ホスピタリティを考えた上で WEB サイトを見直してみてはいかがでしょうか。