弊社ホームページにも書かれていますが、最近の傾向として(もしくは人間の習性として)、単なる「満足」ではダメで、「大満足」「感動」がないとリピーターは出来ない、ということがあると思います。
日頃、業務として旅館を営んでおられる方は、自分の旅館のことは身近すぎてわかりにくいかもしれませんが、他業種に置き換えて考えてみるととてもわかりやすいです。
例えば、牛丼屋で牛丼が食べられるのは当たり前ですし、ドラッグストアで薬が買えるのも当然です。
それは必要最低限の条件が満たされているに過ぎません。
それだけでは感動はありません。
旅館で言えば、泊まれておご飯が食べられる、それが最低条件でしょう。
それだけを満たすだけなら、ハード(施設)さえ整っていればある程度、満たすことが出来ます。
お部屋があって、布団があって、テーブルがあって、食堂(もしくは部屋食)がある。
それが最低条件です。
ただ、それは最低条件であって、まだまだ満足ではありません。
満足とは「顧客の要求レベルに到達していること」だと思います。
顧客満足度を上げる、ということは、「出来るだけ顧客の要求レベルに近づける(もしくは上回る)」ということです。
顧客一人一人によって満足レベルは違いますし、同じ旅館でも評価が分かれるのは当然です。
それを「大満足」に持って行くためには、プラスアルファが必要です。
でも、実はそれはそんなに特別なことやお金をかけてやることじゃなくても可能です。
往々にして、経営者の方はハード面を重視しがちで、改装や調度品のレベルアップで「大満足」を表現しようとしますが、あまりそれは関係ありません。
どちらかというと、それは自己満足に過ぎない、と思っています。
(綺麗になることはもちろんいいことですが)
そういう満足度は、旅館に着いた一瞬、部屋に着いた一瞬、それぐらいしか持続性はありません。
(徹底されていれば、『心地よい空間』として、満足度を持続させることは出来ますが)
それよりも、ちょっとした一言、気配り、そういったことで満足度を上げることが出来ます。
実例は次回・・・






