
ご承知の通り近年、旅館業界はかなりきびしい状況となっております。
旅館施設は減少している一方、ホテルの施設数が増加しているのが現状です。
また、旅館経営を止め、マンション経営に移行される方も多くなってきています。
その背景には外国の旅行者が増え、国内旅行者が減ってきているということが一つ挙げられます。
なぜなら、日本人は旅館に飽きてきており、馴れてしまっているのです。
要するに、「どの旅館に泊まってもだいたい同じだ。」というのが頭にあるのです。
しかし実際はそうではありません。すばらしい旅館も沢山あります。
そして実際に変化しようと、イベントの開催や、施設の改装、お得プラン、等いろんな取組をしている事かと思います。
しかし、それらが本当にお客様を惹きつける事なのでしょうか?
いいえ。違います。
お客様の本当の満足はイベントやお得プランなどでは得られません。
イベントは常に開催していないと、知り合いに、「○○旅館のイベント楽しかったよ。」
なんて薦めても、その人が宿泊するときにそのイベントが開催されていなければ意味がありませんし、口コミになる対象としては低いのです。
本当にお客様を惹きつけるのは「心のあるおもてなし」です。
そう、ホスピタリティです。
ホスピタリティの質が高い旅館こそが、リピーターや口コミ対象になるのです。
我々はこの根本的なところを見直すことが最善の策と考えます。
もっとも影響力があり、効果的なホスピタリティで、感動の与えられる旅館が増えてくることが低迷している旅館業界の一つの打開策でもあると考えます。
ホスピタリティは一つの商品です。
コストがかからない商品。
この商品の質を上げるために今すぐ取り組むべきなのです。