まるっきり人間そっくりのロボットがいたとします。
そのロボットは完璧でホスピタリティ溢れる接客をする仲居さんロボットだとします。
そのロボットと、少しおっちょこちょいだけど一生懸命な人間の仲居さんとなら、どちらに接客を受けたいですか?
賛否両論あると思いますが、私ならロボットよりも人間の方が良いです。
なぜなら心があるから。
完璧なサービスはおそらくロボットにインプットすれば完璧に仕事をするでしょう。
しかし心の声に耳を傾けるのは人間にしか出来ない事だからです。
それは人間に心があるから、心が読めるのだと思います。
KYというという言葉が流行っていますが、まさしくロボットはそれにあたると思います。
※ KY =空気(Kuuki)・読めない(Yomenai) の略。
これは学校生活や一般社会で周囲に同調するための行為とは違い、接客としてお客様の空気が読めるかどうかはかなり重要になってきます。
しかし、そういった部分も全てロボットにインプットされれば人間が負けてしまいます。
最近では笑顔を検出するデジカメなどが発売されました。今後はロボットも人の表情を読みとるようになって来るでしょう。
そうならないようにするためにはロボットでは出来ないサービスを今のうちに心がけて行く必要もあるかもしれません。
極端な話ですが、リアルにそうなる日も近いと思います。
ですから、ホスピタリティというのは、もっと深い部分で、会話から相手の思いを読みとったり、空気を読むということが大事になってきます。
ロボットを例に出してみましたが、要はマニュアル化されたことを完璧に淡々とこなすだけのサービスはそれと同じだという事が言いたいのです。
最近ではホスピタリティがマニュアル化されているところもあります。
はじめはそれでも構わないと思いますが、心があってこそ真のホスピタリティだという事を認識しておくべきでしょう。
その心は女将さんが自ら示し、長い時間をかけて従業員に浸透させていかなければなりません。
そして、ディズニーランドの様にそういう社風づくりをしていく必要があります。
実際、接客ロボットが実用化されるのもそう遠い話ではないような気もしますが・・・。
私としては、接客だけは人間であって欲しいと願います。




